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M2Sculpt Free 使い方1

2010年07月20日

M2Sculpt Pro Free版の説明を何回かに分けてご説明します




内容的には約2年前から書いたブログの内容と同じですのですが
初めて見る方もいるかもしれないことと
古い記事は一部違う内容が書かれていることがありますので
一応一通りの手順を記載いたします

M2Sculpt Pro または M2Sculpt Pro Free は
あらかじめ用意されたベースオブジェクトというものを利用し
変形して形を作ることによってSLでのスカルプオブジェクトを作ろうという
思想で作られたものです。

このベースオブジェクトというのがSLの仕様に合わせて事前に用意されたものです
この"SLの仕様に合わせてある”というところがミソで、このベースオブジェクトを
頂点の追加・削除をすることなく変形にてモデリングすることによって
SLで想定する範囲での最高の再現性でスカルプ変換することができるようになっています。

要するにSLにはスカルプオブジェクトのモデリングには大きな制約があります
一般的な3Dソフトで自由に作ったものはSLに現状は持ち込めないのですが
逆にそのSLの制限を最初に受け入れて、SLのルールに沿ってモデリングすることによって
良い結果を出しましょうという思想で作られたのが M2Sculptです

ですので、M2Sculptを利用する上での唯一のお約束は下記2点です
○基本のベースオブジェクトを利用すること
○頂点数を増やしたり、減らしたりしないこと。(最終的に頂点数を合わせこんでもダメ)

ではお使いのパソコンでM2Sculptが正常に動くかどうかを確かめる
基本的な動作確認をしてみましょう

M2Sculpt Pro Free を起動しましょう
M2Sculpt_Pro_Free.exe という名前のアイコンをダブルクリックします
起動できましたか?

では起動出来たら下記の絵のように
M2Sculpt_Pro_Free.exeの入ってるフォルダの中に
new_base_objects というフォルダがありますのでその中のさらに
Std_base_object というフォルダを開いて
cy_new_base.mqo というファイルを
起動したプログラムの中の Drop mqo fileと赤文字で
書かれた上の枠にドラッグ&ドロップします



正常に処理が終了すると画面にスカルプ変換された結果の色が出て
ドラッグ&ドロップしたフォルダの中に二つ新しいファイルが出来ています



一つはスカルプテクスチャ(pngファイル)
もう一つはインワールド組立器で利用する 組立情報ファイル(lscファイル)です
cy_new_base.mqoというファイルを変換しましたが これがベースオブジェクトとなります
今変換したのはシンプルな円柱オブジェクトですが 実際にはこのベースオブジェクトを
変形しながら物を作っていきます。

次回はこの二つのファイルを利用してインワールドツールで
組み立てる方法を記載いたします  


Posted by Owner at 10:17Comments(0)M2Sculpt Pro Free